『あさイチ』では伝え方ひとつで円滑に!オトナの人間関係術として、どういう伝え方をしたら相手の気分を損なわせずに自分の伝えたい事を伝えられるかという大人の『人間関係術』について放送されました。私も番組をみていて納得する事がいろいろあったので自分なりにまとめていきたいと思います。
初対面の人にもハイタッチで挨拶をしているようで、これを当たり前にしていきたいとの事。
キャスターの近江友里恵さんも「初対面でハイタッチは初めてでした」と言っていましたよ。
★大人になると断りたいけど言いづらい…。そういう時の断り方
言いにくい…でも伝えたい…。角をたてずに伝えたい…。
皆さん何度もそんな事に遭遇した事あるのではないですか><
ここで伝え方を伝授してくれる先生がコピーライターの佐々木圭一さん。
『伝え方が9割』という書籍も出版されていて、112万部を超える大ベストセラーです。
佐々木圭一さん曰く、『伝え方はセンスではなく技術』であるということ!
番組内では例として、
【例】月イチ恒例のママ友のランチ会はいつも悪口&噂話ばかりで気がすすまないので、
そのランチ会をうまく断る方法を教えて!
やってはいけない伝え方として
「今月のランチは、
人の悪口とか苦手なので不参加にしてください。」
↑さすがに、こんなストレートに伝える人はいないでしょ。って思いますが💦
「その日は予定が入っていて行けない。」とか
「調整してみて行けたらいく。」とかって理由で断わった方結構多いんじゃないですか?
私もその経験はたくさんあります><
その場しのぎの断り方ではダメだという事。
いいわけにとられたり、行きたくないのにその後も誘われてしまう可能性がある。
ここで重要なのが、自分の思いを相手に伝えたい時は
『思いついた事をそのまま言葉にしない』という事。
相手に認めてもらうには言葉にする前にステップが必要なんだそう。
お断りの連絡を入れる時、ボスママがどういうことを考えているのか…。
重要なのは、伝える人の頭の中だという事。
行けない理由を、ついつい自分の事情や思いを優先しがちですよね。
要望を通すカギは、
ボスママの考えていることを想像する。
相手の話したい思いを考えつつ自分の要望を伝える。
ここでの断り方の例として
【例】◯◯さんとお話するのはすごく楽しいのですが、私が大人数で話をするのが苦手なので不参加にしてください。
人は認められると相手の期待に応えたくなるそうです。
人は、認められたいと思っていて、その思いが満たされると
より相手の要求を受け入れやすい状況になるらしいです。
なんとなくわかる気がします(*^^*)
あなたと話をするのは楽しい。でも大人数で話すことは苦手ということを添えることで
最も言いたかったこと『ランチ会に参加したくない』と言うことができる!
まったく同じ内容でも相手のことを想像した上で言うと、
相手にうまく伝わるし人間関係もより良くなるそう。
一番大事なことは、相手の頭の中を想像して話をすることができるどうかという事。
ここで、大吉先生や村上佳菜子さんから、「こんな断り方したら、それでは私と一対一で話そうってなるんじゃないですか?」って質問がありましたが、佐々木さんは、みんながいるから悪口になりやすいけど、一対一だと話のコントロールができるからなりにくい状況になる。と言われました。
確かに、なるほど〜!思いましたよ(*^^*)
ここで、
★相手に上手に伝わる『伝え方のキーワード』は4つ
【認められたい欲】
自分に全く興味がない人をデートに誘うという例えで、
×デートにいかない?
そのままダイレクトにデートにいかない?と誘っても
相手が自分に興味を持っていないから絶対行きませんよね。
でも、相手がパスタ好きだった場合、
〇驚くほどおいしいパスタのお店があるんだけど行かない?
って言ってみたら、
行ってみようかなって気になるんではないでしょうか。
これは、相手の好きなものを元に伝えているので印象も良いし、YESをもらいやすいんだそう。
【あなた限定】
人を集めるのに非常に効果的。
ここでの例えは
自治会のミーティングなど
×ミーティングに来てください
だけでは来てくれない。
〇あなただけには来てほしいんです
と言われたら、行ってもいいかなって気持ちになる。
“あなただけ”と特別扱いされると、人は行ってもいいかなって気持ちになる。
【相手の好きなこと】
番組ではこの部分は割愛されました。
上のパスタの例と同じ感じで、相手の好きなものを元に伝えると印象も良いのではないでしょうか(^^)
【選択させる】
例として、会社勤めのAさん。2人の子持ちのママです。
午後から上司と企画会議をする事になっていました。ところが緊急で電話がかかってきて、すぐに帰宅しないといけなくなりました。
上司に、打ち合わせができなくなったことを、相手の心象を損なわずに伝えることができるのでしょうか?
一番ダメなのが
『用事ができてダメになりました、すみません。』と自分の事情だけを伝えてしまうこと。
良く使いがちではありますが、この伝え方ではダメなんですね><
急な予定への変更で相手が困ってしまうことへの配慮が示せていないそう…。
相手の事を考えた伝え方とは?
ここで、AとBの選択肢を相手に選んでもらうという事。
新たなスケジュールを一から考えてもらうのは、相手にそれだけ負担がかかることにつながる。
こちらから選択肢を示せれば相手の考える負担を減らすことができるということ。
【例】
上司に、
実は急に30分以内に帰宅しなければならなくなりまして
午後の打ち合わせを来週の月曜日か火曜日ずらしていただく事は可能でしょうか?
とお伺いをたてる。
月曜日か火曜日と提示しているので、どちらかを選んでしまう。
しかも、上司が自分から決めているので押しつけ感がないという事。
この選択肢は実はいろいろなケースで使えるそう(*^^*)
夫があまり家事を手伝ってくれない場合、
あなたゴミ捨ていってきてと言ってもあまり動いてくれないときなど
あなた、ゴミ捨てとお風呂の掃除どっちがいい?
心理的にはどっちも嫌だとはいいにくいそうで、
AかBどちらがいいですかと尋ねると思わす人は選んでしまう。
本当に、内容は同じなのに伝え方でこんなにも変わるんですね(*^^*)
人間関係って一番難しい事じゃないですか💦
人間は感情の生き物なので、伝え方の技術を学べば、相手のNOをYESに変えられるかも知れないですね!