冬の寒さや冷えで“しもやけ”になる人って結構多いようですが、実は体質や遺伝が関係しているかもしれないって知っていました?

★“しもやけ”ってどんな病気なの?

 寒さや冷えからくる血行不良が原因で起こる炎症の事で別名「凍瘡(とうそう)」といいます。

症状や発症する部位などもさまざまで、肌が露出している部分に発症します。

手先や足先、耳たぶなど肌が露出している部分にも発症します。暖かい場所では痒みが強く出て、寒い場所では痛みが出ることが多いのが特徴です。

 1日の温度差が10度以上になると起こりやすく、寒暖差の大きい季節に多くみられます。

汗をかいたり、雨や雪などで濡れた状態のまま冷やしてしまうと発症しやすいそうです。

気温が低ければ低いほど“しもやけ”になるというわけではなく、「冷たいけれど乾いている」というよりも、「あまり冷たくないけれど濡れている」ほうが、“しもやけ”になりやすいそうです。

★“しもやけ”ってどうして子供のほうがなりやすいのか?

 

 人間は、身体が大きくなると細胞の数が増えます。細胞の数が増えると身体の発熱量も増えるそうですが、子供は大人に比べて発熱が少ない上に、体重に対して身体の表面積が大きいので体温がすぐに逃げやすいという特徴があります。その結果、熱を奪われてしまうので“しもやけ”になりやすいんだそうです。

 また、小さな子どもは濡れていても気にせず遊び続けてしまうことがあるため、いつのまにか冷えて“しもやけ”になることが多いようです。

 雪遊びで手袋が濡れてても気にせず遊んでいて“しもやけ”になってしまったって事もあります。

 

 私も小さい頃は指がしもやけになった記憶があります。原因はよく覚えていないですけど、ジンジンするような、ムズムズするような、なんとも言えない感覚を思い出します。姉の方は手と足にしもやけができ毎年指がしもやけになりパンパンに腫れあがって、我慢出来ないくらいのかゆみと痛み、指を針で指して血を出したり、かきむしって血が出ての繰り返しで、お風呂上がりに母親に薬を塗ってもらっていた姿は本当に可哀想でした。

 

★“しもやけ”が発症する原因ってなに?

 

 “しもやけ”の原因は冷たい空気にさらされることですが、では寒い地方に住んでいる人がみんなが“しもやけ”になるかと言えば、そんな事はありませんよね。

 同じように寒気に当っても、“しもやけ”になりやすい人となりにくい人がいます。

 冷たい空気にさらされた後の血流の障害の程度とそこからの回復には遺伝的な差があって、“しもやけ”になりやすい体質の人と、なりにくい体質の人がいると考えられています。

 なので、両親のどちらかが“しもやけ”ができやすいと、子供もできやすいという事が考えられます。

 “しもやけ”が遺伝するとは驚きですよね!。

気温による血管の反応も「体質」ということで、その体質を受け継いでいるのかもしれません。

 幸い、うちの娘は小さい頃“しもやけ”にはなりませんでした。

 

★“しもやけ”はどうしたら予防できるの?

◯身体を冷やさない事が重要

 手足、耳や頬など、冷たい空気にさらされないように、外出時には手袋や耳当てをする、厚手の靴下を履くなど、防寒対策をしっかりしましょう。

 また、表面部分だけではなく、身体の中心部であるお腹まわりを冷やさないようにすることだ大切です。

 手足の防寒をしっかりしていても、お腹まわりが冷えてしまっては本末転倒です。血液はお腹まわりに集中してしまう、逆に末端の冷えを招いてしまうそうです。

腹巻きや下着などを活用してしっかり、温めましょう。

 

◯マッサージも効果的

 血行を良くしてあげるには、マッサージも効果的です。

入浴後などにビタミンEが配合されたクリームなどを使いマッサージをします。

指先や足先などをもみほぐすようにマッサージをする。

 ビタミンE配合のクリームは色々な種類のものが販売されているのでドラッグストアなどで実際に手にとってみるといいかもしれないですね。

 

◯身体を締め付けない

 身体を締め付ける洋服や靴は血行を悪くするのでなるべく避ける。

 

★他の病気の可能性もあるかも!?

大人の“しもやけ”で注意したいのが、ほかの病気の可能性であるということです。

全身性エリテマトーデスなどの膠原病、多形滲出性紅斑などの病気、薬疹でも“しもやけ”に似た症状がみられることがあります。

 暖かい時期に“しもやけ”のような症状がみられた場合、関節痛など全身症状を伴う場合などは、ほかの病気が隠れている可能性もあるので、早めに受診しましょう。